|
|
環境にやさしい社会づくりにむけて 産業廃棄物の適正な処理、資源化、再生利用の促進を 環境に配慮した企業活動の促進を
|
|
さわやかな空気、清らかな水、美しく豊な緑、命育む土。
優れた環境は、健康で快適な暮らしを願う私達にとって、かけがえのない貴重な財産であり、より良いものとして次の世代に引き継いでいくことは、私たちの重要な責務です。
私たちは、これまでの、大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会経済活動や生活様式は、廃棄物の処理の問題、資源、エネルギーの大量消費等により、地球規模での環境の劣化が進んでおります。
なかでも、産業廃棄物は経済の発展に伴って年々増大し、また、不法投棄等の不適正な処理により環境の悪化を引き起こしております。
このため廃棄物処理法においては、事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならないと定められ、また、その事業活動に伴って生じた廃棄物の再生利用等を行うことによって、その減量に努めることが強く要請されております。
大分県環境保全協議会は、こうした社会的な要請に応えるため、県下の事業者が相集い、産業廃棄物の適正処理や、減量化、資源化、再生利用の推進を図り、また、環境保全活動を通じ、県民の生活環境の保全と産業経済の発展に寄与することを目的に、平成2年9月に全県的な組織として設立されました。
大分県環境保全協議会には、県下の建設業、製造業、コンビナート等の事業所が会員として加入し、大分県をはじめ関係団体のご指導とご支援のもとに会員事業所における産業廃棄物の適正な処理体制の整備確率と環境保全活動を推進するため、研修会、講習会、調査研究、情報交換などの幅広い事業活動を展開しております。
近年、企業は単に良い製品やサービスの提供だけにとどまらず、地球環境問題や生活環境の保全への取り組み、企業倫理など経営のあらゆる側面で社会に貢献しているかが問われております。
多くの企業が、その一環として環境経営システムの導入を図っておりますが、大分県環境保全協議会におきましても、会員事業所を対象に、ISO14001環境マネジメントシステム等の環境経営システムについて研究会、セミナー等の事業により、そのシステムの普及、啓発を行っております。 |
|
|